沙漠工学分科会では,第34回講演会を日本沙漠学会令和5年度秋季シンポジウムとして下記の日程で開催いたします.テーマは「熱帯沙漠の国ジブチの環境・エネルギー・農牧業の研究最前線」です.この度は,地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)の研究課題である「ジブチにおける広域緑化ポテンシャル評価に基づいた発展的・持続可能水資源管理技術確立に関する研究」の進捗や成果を報告するものです.対面とZoomオンライン配信でのハイブリッドで開催いたしますので,皆様,奮ってご参加ください.なおこの講演会は,東京農業大学沙漠に緑を育てる会および東京農業大学総合研究所研究会沙漠緑化研究部会との共催です.
令和5年11月8日
沙漠工学分科会長 田島 淳
記
日 時:令和5年12月9日(土)13:00~17:00
開催方法:対面とZoomオンライン配信でのハイブリッド開催
会 場:東京農業大学 世田谷キャンパス 国際センター2F榎本ホール
Zoom URL:https://us06web.zoom.us/meeting/register/tZ0vdO6vrjopHtbm2I196pM98O_X8uzZCApF
参 加 費:無料
共 催:東京農業大学総合研究所研究会沙漠緑化研究部会および沙漠に緑を育てる会
プログラム
開会挨拶:島田沢彦(日本沙漠学会 副会長/東京農業大学)
発 表:
GETFLOWSを用いたジブチ全土の地下水流動系の把握
寄立 徹(オリエンタルコンサルタンツグローバル)
UAV画像データを用いたジブチにおける土地被覆環境の把握
関山絢子(東京農業大学)
ジブチ農業における自然エネルギーを利用したポンピングシステムの変遷と提案
田島 淳(東京農業大学)
ジブチ農業における廃棄物利用の可能性
大山修一(京都大学)
乾燥地での土壌改良と温暖化対策への外来種の活用に関する検討
伊藤 豊(島根県立大学)
ジブチにおける降雨量への夜間光の反応
山本裕基(関西大学)
閉会挨拶:田中 徹(日本沙漠学会 副会長/ネオファーマジャパン)
司会進行:鈴木伸治(沙漠工学分科会幹事/東京農業大学)
※講演会終了後に懇親会を予定しています.こちらもご参加ください.
※会場までの案内はこちらを参考にしてください.https://www.nodai.ac.jp/campus/map/setagaya/
問い合わせ先 東京農業大学 地域環境科学部 生産環境工学科
分科会 幹事 鈴木 伸治 E-mail:s4suzuki@nodai.ac.jp
日本沙漠学会乾燥地農学分科会会長
石川 祐一
乾燥地農学分科会では,下記のとおり講演会を開催いたします。奮ってご参加下さいますようお願い申し上げます。
記
● 主催:日本沙漠学会乾燥地農学分科会 共催:日本海水学会環境・生物資源研究会
● 日時:2023年11月24日(金曜日) 13:00~17:05 (受付12:30~)
● 開催方法:ハイブリッド式(対面+Zoom視聴)
● 開催場所:千葉工業大学津田沼キャンパス 6号館614教室
〒275-0016 千葉県習志野市津田沼2-17-1
● 参加費:無料(ただし、資料代1,000円)
● 開催趣旨:
日本沙漠学会乾燥地農学分科会では,毎年乾燥地農学に関する講演会を開催しています.
今年度の講演会では乾燥地農学の原点に立ち返り、沙漠に「ない」モノをいかに克服するか、
日本の技術の当てはめを改めて考えてみます.皆様のご参加をお待ちしております.
「乾燥地農学の原点:日本人の考える沙漠の「ない」を活かすには?」
講演会次第(予定)
★ 12:30- 受付
★ 13:00-13:05 開会の辞 田中 徹 氏 (日本沙漠学会副会長)
★ 13:05-13:45 講師 矢沢 勇樹 氏 (千葉工業大学 工学部 准教授)
★ 13:45-14:25 講師 神田 崚 氏 (水ingエンジニアリング(株) ソリューション営業部)
★ 14:35-15:15 講師 大島 義徳 氏 ((株)大林組 未来事業創造部 課長)
★ 15:15-15:55 講師 水野 恒雄 氏 ((株)ニソール 技術顧問)
★ 16:00-17:00 全体討論
モデレーター 石川 祐一 氏(日本沙漠学会乾燥地農学分科会会長)
パネラー 矢沢 勇樹 氏、神田 崚 氏、大島 義徳 氏、水野 恒雄 氏
★ 17:00-17:05 閉会の辞 平賀 義彦 氏 (日本沙漠学会乾燥地農学分科会副会長)
※14:25-14:35 ブレイクタイム
●参加費 無料(ただし、資料代1,000円)
学会ウェブサイトもしくは電子メールから,①氏名,②TEL,③E-mail,④所属,⑤参加形態(対面 or Zoom視聴)をご記入の上,事務局宛にお送りください。折り返しZoomのURLをお送りします。
[申込先] 事務局:(担当:石川)
1.大会予定概要
【日時】2023 年5月27~28日(土・日)
【会場】ホテルメリージュ,宮崎大学木花キャンパス
【スケジュール概略】
5月27日 (ホテルメリージュ大ホール 鳳凰)
10:30-11:30 Session1(以下【6.プログラム】参照)
12:30-14:00 ポスターセッションコアタイム(以下【6.プログラム】参照)
14:00-15:15 総会及び学会賞授与式
15:30-17:30 公開シンポジウム(以下【7.公開シンポジウム】参照)
宮崎から見る世界の農業・防災・エネルギー
西岡賢祐 (太陽光)
川崎典子 (防災教育)
多炭雅博 (農業気象)
17:30-18:00 日本沙漠学会奨励賞受賞者による講演
18:30-21:00 懇親会 (於ホテルメリージュ同会場)
09:30-10:45 Session2(以下【6.プログラム】参照)
11:00-12:00 Session3(以下【6.プログラム】参照)
12:00-13:00 昼食(弁当注文承る予定)
13:00-17:00 エクスカーション:青島-堀切峠-鵜戸神宮(無料・要事前申込)
17時過ぎに宮崎空港にて解散予定
2 .研究発表申し込み
【発表申込Webページ】締め切りました
https://www.jaals.net/大会-シンポジウム/2023-大会-シンポジウム/第34回大会発表申込/
発表申し込み締め切り:2023年2月25日(土)⇒2023年3月12日(日)まで延長しました
要旨締め切り:2023年3月25日(土)
【口頭発表】オンサイト会場での口頭発表
【ポスター発表】
オンサイト会場でのポスター掲載
※発表形式は口頭もしくはポスターのいずれかとします.
3 .参加申し込み(総会出欠確認)
【参加申込Webページ】
https://www.jaals.net/大会-シンポジウム/2023-大会-シンポジウム/第34回大会参加申込/
参加申し込み締め切り:2023年5月20日(土)
4 .参加費
【発表者参加費】一般 4,000円; 学生 2,000円(支払方法は追ってご連絡いたします)
【懇親会費】 一般 6,000円; 学生 3,000円
5.事務局
第34回 日本沙漠学会学術大会実行委員会 事務局
〒889-2192 宮崎市学園木花台西1丁目1番地
宮崎大学工学部 工学科 土木環境工学プログラム 教授 入江光輝[委員長]
TEL:0985-58-7341
E-mail:jaals2023@gmail.com
6.【プログラム】
発表者 | 研究発表タイトル | |
Session1 | 丸山優樹〇・伊藤紀子・Mnadiaye Diagne | 持続的なコメ生産に対する消費者選好の評価:セネガルを事例に |
篠原卓 | 発芽勢の違いとプライミング処理がトマトの出芽と初期生育に及ぼす影響-ジブチ共和国のパイロットファームにおける圃場出芽試験- | |
真田 篤史 | ボカシ肥の施用が秋作チンゲンサイの生育、特に根の発達に及ぼす影響 | |
森尾貴広 | アフリカに対する中国の直接投資の概観 | |
Session2 | 矢沢勇樹 | ファインバブル水が土壌透水性に及ぼす影響 |
藤巻晴行 | 塩水灌漑条件下における水価格を考慮したブロッコリーの灌水量の決定 | |
渡邊三津子 | 複数時期の衛星画像と大野盛雄フィールド調査写真からみたアフガニスタン農村の半世紀の景観変化 | |
入江光輝 | 人工知能による画像判別の応用はどこまでできるか?砂礫河床粒径判別の事例 | |
石川祐一 | 早生ヤナギによる1,4-ジオキサンの浄化手法の開発:生育時期と系統の浄化効率への影響 | |
Session3 | 星野仏方 | グリーンインフラストラクチャーの視点から中国「一帯一路」(BRI)プロジェクトのリスクを再考する |
真木 太一 | 中国の極乾燥地の魔鬼城などでの大規模な局地風と日本の局地風87の特徴 | |
川田清和 | モンゴル国フスタイ国立公園における施肥が草原植物に与える影響 | |
篠田雅人 | 気候・社会変動適応のためのモンゴル遊牧ビジョン2050 | |
ポスター | ||
1 | Zukhriddin Ismoilov | Study on the potential of poultry development in Surkhandarya region, Uzbekistan |
2 | IGOR TARANOV | Driving forces and obstacles for transition to organic farming in Issyk-Kul province of Kyrgyzstan |
3 | Mariam Bokuchava | Food Consumption Practices as Social and Economic Markers in Georgia |
4 | Davit MEJLUMYAN | The Role of the Second Community Agricultural Resource Management and Competitiveness Project in the Economy of Armenia |
5 | Thi Can Nhung | ベトナムにおけるロブスタ種有機コーヒーのポテンシャル評価 |
6 | 山本翔太 | ジブチ共和国放牧地における固定翼UAV及び深層学習を用いた植生バイオマスの推定 |
7 | 依田幸子 | 塩害防止のための薬草栽培におけるエンドファイトの活用 |
8 | 花好 勇太 | ウズベキスタンにおける日本品種のチャの栽培に関する研究 |
9 | 緒方天斗 | 植生被覆回復による土砂生産抑制を目的としたダム堆積土砂有効利用 |
10 | Sarwary Manizha | Estimation of discharge in the alluvial fan for evaluating the potential for artificial groundwater recharge in Balkh Afghanistan |
11 | Alemshet Bekele Tadesse | Experimental study on the coupled effect of Lime and Diatomaceous Earth in Expansive Soil |
12 | 柴田理佳 | ジブチ共和国アンブリワジにおける水循環モデルの構築 |
13 | 倉光太一 | ジブチ共和国南部沙漠地帯の蒸発特性 |
14 | 西村彩花 | BSC緑化工法における施工初期の生育と土壌侵食抑制 |
7.【公開シンポジウム】
2023年 第34回学術大会 公開シンポジウム
「宮崎から見る世界の農業・防災・エネルギー」
主催:日本沙漠学会 共催:宮崎大学工学部
日時:2023年5月27日(土) 15:30~17:30 (受付 15:00~)
会場:ホテルメリージュ 大ホール 鳳凰 (参加費無料)
開催趣旨:
乾燥地や島嶼国など、日本とは気候や文化が大きく異なる地域に暮らす人々も宮崎と同じく農業、エネルギー、防災などに課題を抱えています。今回のシンポジウムではそうした開発困難地域や地球規模の課題への取り組みや、地域を超えた共通の課題の共有など、宮崎大学を拠点にする研究者の地域と海外での活動紹介を中心に議論を進めます。
演題1「水・食料・環境の持続性確保のための人工衛星を使った地球観測技術」
多炭雅博 宮崎大学農学部森林緑地環境科学科 教授
演題2「「防災×教育」で取り組む国際協力活動の可能性
~みやざきの経験をバヌアツに活かす~」
川崎典子 宮崎大学工学教育研究部 工学基礎教育センター
演題3「沙漠地域にも拡がる太陽光発電」
西岡賢祐 宮崎大学工学教育研究部 環境・エネルギー工学研究センター 教授
司会:入江光輝 宮崎大学工学教育研究部土木環境工学プログラム担当 教授